コットンの日に考えたいオーガニックのこと
「コッ(5)トン(10)」と読む語呂合わせと、この時期は夏物衣料としてコットン製品が最盛期を迎えることから、 日本紡績協会が5月10日を『コットンの日』に制定しました。 テネリータは創業以来、天然製品と真摯に向き合い、その中でもコットンに強いこだわりをもってきました。 コットンといえば、ピュアでナチュラルな素材といったイメージがありますが、一般的なコットンを作る畑や収穫までの栽培工程は、化学肥料などを使い、環境にやさしいものではありません。 その実情を知ってから、テネリータではオーガニックコットンを使用することを決め、環境に配慮したものづくりを行ってきました。
世界の綿花畑をオーガニックに変えていくことは環境破壊にストップをかけ地球を健康な状態に戻していくことになると考え、テネリータでは本物のオーガニックコットンを扱うのはもちろん、生産工程においても国際認証機関より認証を受けています。
テネリータのオーガニックコットンタオル
天然繊維に向き合い続けてきたテネリータが、特に強いこだわりをもつオーガニックコットン。それは、この上なく品質がよく、信頼が高いものでなくてはなりません。すべてのタオルは、厳選された良質な綿花のみ使用を認め、世界最高クラスのタオル技術を誇る産地今治で、環境への負荷を出来る限り取り除いた製造工程を選びつくられています。
今治の匠の技によって実現した極上のタオル。綿本来の柔らかさに近づける数値を何度も、何度も、検証し、柔らかすぎて糸が切れてしまわないぎりぎり、強度を保てるぎりぎりを追求した「超甘撚りタオル」は、発売以来多くの方にご愛用いただいているテネリータの人気商品です。コンパクトスピニングという特殊な技術を使うことで甘く撚ったことによる毛羽落ちのしやすさを解消し、長くご愛用いただける品質に仕上げています。
オーガニックコットンをそのまま楽しめる「生成」
糸の作り方からこだわった究極の肌ざわりと、環境に配慮した染料を用いた豊富なカラーバリエーションをもつテネリータのタオル。その中でも特別な「生成(キナリ)」は、オーガニックコットンのやさしさをそのまま楽しめるカラーです。
生成とは、漂白・染色をしない素材本来の色のことを言います*。 オーガニックコットンをそのまま使うため、品種や収穫時期によってわずかに違いが出るという自然素材ならではの特徴もあります。
色選びに迷ったときや、ナチュラルなカラーをお探しのときには、テネリータこだわりのオーガニックコットンをそのまま感じられる生成をぜひ一度手に取ってみてください。
*テネリータの生成は不純物を取り除く工程(=精練)を行っています。
タオルを長くお使いいただくために
良質な素材を使い、丁寧に作っているテネリータのオーガニックコットンタオル。 毎日肌にふれるものだからこそ、気持ちよく使っていただきたい。 そして、その気持ちよさをより長い間お楽しみいただきたい。 そのためにできることとして、テネリータがおすすめしているお取り扱い方法をご紹介ます。
【たっぷりの水で洗う】
タオルが泳ぐぐらいの水で洗うことで、タオルへのダメージを減らすことができます。
【洗濯ネットを使う】
パイルが引っかかってしまうことを防ぐため、ネットに入れての洗濯をおすすめしています。
【柔軟剤は使わない】
柔軟剤は糸をコーティングしてしまうため、吸水性の低下や毛羽落ちの原因となってしまいます。
上質でパイルの長さがあるテネリータのタオルは洗剤のみでもやわらかく仕上がります。
【広げて振った後、日陰で干す】
洗濯機から出したばかりのタオルはパイルが寝てしまったりくっついてしまっています。
広げてよく振ることでパイルが立ち、乾いたときにふんわり仕上がります。干す場所は風通しのよい日陰がおすすめです。
【糸が飛び出てしまったらカットする】
パイルは引っかけやすく、糸が飛び出してしまうことがあります。
さらに引っかけてしまうことを防ぐために、飛び出した糸は引っ張らずに根本付近をハサミでカットしてください。
カットによってほつれる心配はありません。
オーガニックコットンだからといって特別なお手入れは必要ありません。
毎日のちょっとしたケアで、やわらかなタオルの風合いが長持ちします。
心地よい暮らしと環境へのやさしさ
製品になるまでのものづくりに携わる人々や環境に気づき、やさしいものを選ぶ。 そして、お気に入りを大切に長く使うことで、暮らしを心地よくする。 選んで、使う。生活の中にありふれたそんな場面も、日々をゆたかにしてくれたり、環境へのやさしさにもつながっています。 テネリータのオーガニックコットンをより多くの方々に選んでいただけるよう、これからも品質のよいオーガニックコットンと丁寧なものづくりにこだわり続けます。