テネリータのこと

“ゆたか”であること、“上質”であること そしてそれが“いつも”であること “ゆたか”であるということは、 まわりの人までもしあわせにできること。 “上質”であるということは、 そのゆたかさが安心とともに近くにあること。 そして、それが限られた瞬間ではなく、 “いつも”そこにあること。 これが、テネリータが考える、理想の暮らしです。 創業以来、わたしたちは世界中の天然繊維と真摯に向きあってきました。 なかでも、オーガニックコットンへのこだわりは強く、世界で最も厳しい基準をもつといわれるオーガニック認証を、日本国内では初めて受けることができました。 それはつまり、世界中のあらゆる繊維の産地と深く関わっているということ。 自然環境へのやさしさをどこまでも追求している証でもあります。 収穫され、紡ぎ、織られ、それぞれの役割を与えられたものを、できるかぎり丁寧にとどけたい。 あたりまえのことを、あたりまえにやり続ける。 そして、それはいつか浸透し、空気のように見えなくなって、意識しないほど近くなっていく。 そんなブランドでありたい。 暮らしのどこを切りとっても、 いつもゆたかで、上質。 テネリータが提案する心地よい日々を、 どうぞお楽しみください。

テネリータでは、ものづくりのすべての工程において、人や環境に負担がかかるものをできるだけ取り除きたいと考えています。 それは、世界中で販売されている繊維製品の約半分がコットンであり、ほとんどのコットンは環境にやさしいものではないことを知っているからです。 コットン栽培では、1枚のTシャツを作るために、約150gの化学農薬や化学肥料が使われる計算になります。この実情を知ったときから、テネリータではオーガニックコットンを製品に採用することを決めました。 世界の綿花畑をオーガニックに変えていくことは、環境破壊にストップをかけ、そこに従事する人々の健康を確保し、地球を健康な状態に戻していくことになるのです。

オーガニックコットンを扱うことはもちろん、製品の生産工程においても、国際認証機関から認証を受けています。 それは、製品のクオリティを守るとともに、綿花畑から製品になるまでのトレーサビリティ(生産履歴)をお客さまに証明し、安全で質のよい製品をお届けしたいというテネリータの想いです。

[栽培・収穫]

オーガニックコットンとは、化学農薬や化学肥料を3年以上使用していない農地で栽培された綿花のことをいいます。 栽培をはじめるまでも、育てている間も、手間と時間をかけて、自然のサイクルをまもっています。 1.土壌 牛糞や堆肥などの天然肥料を使用(化学肥料を使用しない) 2.雑草 手で抜き取ったり、土を掘り起こして埋めていきます(除草剤を使用しない) 3.害虫 害虫を食べる天敵のてんとう虫を放ちます(殺虫剤を使用しない) 4.収穫 霜が降りて自然に葉が落ちるのを待って収穫します(枯葉剤を使用しない)

[生産]

収穫後、オーガニックコットンは糸に紡がれ生地になり、製品となります。 せっかく健康に育ったオーガニックコットンを、これらの工程で台無しにしないためにも、生産工程で使用される薬剤の成分や工場の排水、工場の従業員の労働環境など、製品になるまで徹底した管理を行います。


テネリータは、オーガニックコットンを使うことで、人にも環境にもやさしいブランドであることを目指しています。